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スシローでお寿司ペロペロ事件の全貌とその後

By週刊炎上事務局

2月 3, 2023

SNSの炎上

2023/1/29スシローで醤油さしや湯呑を舐めまわしたり、レーンに流れているお寿司を触ったりした動画が出回った。
これが今SNSで大きな反響を得ている。
モザイクもなしに動画がUPされてしまっているので当たり前だろう。
顔写真や、本名、学校名がすべてが即発覚してしまった。本人にもすぐにコンタクトができたようで、当人は「どうしてこれくらいのことでw」と反応したという。
撮影は友人が行ったようだ。
高校生の出来心といえば安易な発想かもしれないが、令和である現代はネットの海に投げ出したらすぐ拡散されてしまいデジタルタトゥーになってしまう。
顔写真がUPされ、スシロー側は賠償問題に発展させていく姿勢であるようだ。
また芋づる式に同じような行為の写真や動画が拡散されている。
醤油さしを小分けパックにしてほしいなどの意見も見て取れた。

スシローといえば、「まぐろ祭」や、通常よりネタを大きくした「てんこ盛り祭」などの期間限定の商品を多数販売し、他の回転ずしチェーンより成長率が目覚ましかった。
また2020年には、コロナウイルス感染症の流行によりデリバリー専門店を出店。
デリバリーサービス強化など、時代の流れによって大きく変化を加えながら店舗数を増やしている。
回転ずしチェーン店は長らくかっぱ寿司が売り上げ首位であったが、2010年を境にスシローが抜き首位となった。
2023年現在では日本国内626店舗を展開し、はま寿司、くら寿司を抑え回転ずしチェーン店で最大手となっている。
またオリジナルキャラクターにはだっこずし。体全体ですしネタを味わっているらしく、とてもかわいらしく猫やひつじビーバーなどがすしネタを抱えて寝そべっている。

他の回転ずしチェーンでも同様の被害を受けている。
はま寿司では2023/1/25ほかの客が頼んだ握りずしに勝手にわさびを乗せる迷惑行為があった。
はま寿司は25日に被害届を提出している。

過去にはコンビニの冷凍ケースに入った写真がSNSにUPされていたり、うどん屋では天かすを自分のスプーンで食べている写真や動画が見つかった。
そのお店てはイメージダウンにもつながり閉店してしまったケースもある。
またアルバイトが仕込み段階で、商品に虫を混入させて炎上してしまったケースもあった。
一少年の(本人にとっては軽いいたずらであっても)簡単にお店のイメージが悪くなってしまっている。
スシローでは大幅に株価も下がっているようだ。
2023/2/01現在170億円の損失となっている。
もう二度と回転ずしには行かないと思っている人もいるようで、業績回復までどの程度かかってしまうのだろうと思うと心が痛い。

また女優の鈴木紗理奈さんも反応を示していて、スシローが打ち出しているCMの費用を損害賠償してもいいとコメントしている。
ツイッター40万にのフォロワー数がいる日本大好きラトビア人も怒りのツイートをしている。
「あなたたちはきっと人間1回目だからやっていいことと悪いことがわからないのかもしれないけど、絶対やったらダメなことなので二度とやらないで欲しいし寿司食わずにそこらへんの草食っとけいやなんも食うな」
に大きな賞賛の声があがっているようだ。
また俳優の梅沢富美男さんは迷惑行為を行った人物に対して1000万円単位の罰金を科すべきだと激怒している。

2023/1/31には世間の反応をみて、当事者と保護者が謝罪に訪れたそうだ。

またYOUTUBERでも再生回数を増やそうと過激なことをしている人もいる。
チャンネル登録者数4万人のヒロックさんだ。
これは2022/11になるが、とんかつ屋に行った際ソースの注ぎ口を舐めてしまった。
本人はすぐに謝罪し、動画を削除している。

SNS最盛期である現代ではただの出来心、いたずらではすまない。仲間内の遊びだけでどのような被害をもたらすかまで想像する力を身に着けて欲しいものだ。
ネットとの付き合い方を学び、モラルの向上を願いたい。
社会全体で、そのような教育をしていかなくてはならない時代なのかもしれない。
このように炎上しているものは氷山の一角であり、発覚していないだけであってどのお店も被害者になりうる可能性がある。

ただこの件に関してスシローに全くの非はなく完全に被害者側なのだ。
いまでは非接触タイプの注文システムがあり、衛生管理は徹底している会社といえる。
ドアノブにさえ触らなくても開閉できるよう考案されていた。
企業努力に頭が下がる思いだ。
この件によってマイナスの方向だけに行かず、美味しいお寿司の提供をし続けて欲しいと筆者は願ってやまない。

(2023/2/1追記)
2023/1/31現在、スシローではレーンにお寿司を流さないよう対策をしている。
また2/1現在では謝罪を受け入れたものの、民事・刑事両面から厳正に対処すると公式から発表が出ている。
そして防止策とし申し出があれば、食器や調味料の入れ替えを行う、客の入れ替えの際にはタッチパネル、テーブル、座席の消毒もすべて消毒を行うと発表された。
またはま寿司では回転レーンは撤廃済み。くら寿司ではカバーの仕組みを改良することで回転レーンは存続させる見込みだという。
スシローでは検討中だそうだ。

 

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